在宅中心静脈栄養用輸液セット(本体)の逆ザヤについて

こんばんは、ふぁるまりです。

 

 

先日投稿したように、特定保健医療材料の

在宅中心静脈栄養用輸液セット(本体)

が、今年も値下がりします。

1520円→1400円と約8%の値下がりです。

おかしいですね。。。

 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/158-1_r05.pdf

 

上の厚生労働省の特定保健医療材料価格調査によると、

平均乖離率:2.5%(医科:3.1%、歯科:-7.0%、調剤:-1.2%

です。

また、

 

https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001218916.pdf

 

上記資料の3ページ目を見ると、

『② 材料価格 -0.02%』

とあります。

改定率は平均とはいえ、

在宅中心静脈栄養用輸液セット(本体)

だけで、-8%とは・・・

ポンプ用チューブセットは10年以上前から逆ザヤ(1本2000円くらい)で、

今回それが更に拡大されることとなります。

 

価格調査とはいったい・・・

 

と思うかもしれません。

が、よくよく考えるとちゃんとした理由があることに気づきました。

(詳細は後日)

 

今年の在宅医療連合学会では、この辺りをテーマにしたものを発表して、

問題提起できたらいいなと思っています。

ひとりの力では何ともならないことも、学会などの力をお借りして、

制度を変えていけると良いなと思います。

 

ふわっとした内容で終わってしまいますが、今日はこの辺で。

それではまた。

Have a Nice 在宅!