在宅中心静脈栄養用輸液セット(本体)の逆ザヤについて

こんばんは、ふぁるまりです。 また下がるん?? pic.twitter.com/NiZjIXkyEu — ふぁるまり (@pharmari140115) 2024年3月5日 先日投稿したように、特定保健医療材料の 在宅中心静脈栄養用輸液セット(本体) が、今年も値下がりします。 1520円→1400円と約8…

ITB療法(バクロフェン髄腔内投与療法)について

ITB療法(Intrathecal Baclofen therapy:バクロフェン髄腔内投与療法) 痙縮の治療で使用。 円盤形のポンプを使用して、バクロフェン髄注を髄腔内に持続注入する。 バクロフェン髄注は3か月毎に外来で補充。 ポンプは5~7年毎に入院して交換。 ポンプトラブ…

ロケルマ懸濁用散について

ロケルマ懸濁用散1gに対してカリウム3.4mEq(in vitro) 生体内では正確なデータなし。 5g分包でカリウム664.7㎎がMax。 だからどうしたというわけではないけど。

フェンタニル注射液について

どうもふぁるまりです。 無菌室で季節の変わり目を感じるのは在宅あるあるですね(ない)。 突然ですが皆さま、麻薬の持続皮下注は何をよく使っていますか? やっぱり高用量にも対応できるモルヒネやナルベインでしょうか? オキファストも根強い人気ですが…

医療材料について

どうも、ふぁるまりです。 特に在宅医療の場で使用されることが多い、医療材料(衛生材料を含む)。 他職種の方から、 「ドレッシング材がないんですけど、処方で出してもらえますか?」 なんて、問い合わせを受けたことがある薬剤師さんもいらっしゃるので…

麻薬小売業者間譲渡許可について

どうも、ふぁるまりです。 実は令和4年4月1日より、麻薬小売業者間譲渡について改正がありました。 https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T210706I0040.pdf 正直、報酬改定の疑義解釈が前日22時ごろに出まわったりでそんなこと気にしてられませんでした…

DNARについて

どうも、ふぁるまりです。 本日、オンライン勉強会で柴田龍宏先生のご講演を拝聴させていただきました。 twitter.com いやー、アツかった!! メインテーマは心不全だったけど、『緩和ケア』という点においてとても勉強になりました。 特にタイトルの『DNAR…

緊急訪問薬剤管理指導料について

どうも、ふぁるまりです。 緊急訪問薬剤管理指導料ですが、どうも都道府県によって取りやすさが違うようですね。 私が在宅に関わりだしたころ(10年ちょい前)、大阪はザルでした(;^ω^) 今は麻薬でも切られているというのが、TwitterのTLを流れてきてて、 流石…

COPD患者さんの呼吸困難時の除痛について

どうも、ふぁるまりです。 モルヒネが呼吸苦に使われるのはよく知られていると思いますが、基本的に『普通錠、原末、注射薬』に限られます。 適応外ではありますが、徐放錠や座薬、液に関しては、『筋ジストロフィー』か『ALS』の患者さんに限り認められるよ…

介護事業所の慰労金について

どうも、ふぁるまりです。 エリア内の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(介護分)の提出業務がやっと終わりました( ´ー`)フゥー... 実は薬剤師も介護事業所の慰労金がもらえる可能性があるので簡単にまとめたいと思います。 はじめに いくらもらえ…

腎機能が悪い患者さんのTPN処方

どうも、ふぁるまりです。 今回の症例は、 CKDステージ4 TPN使用中 がん末期 の患者さまについてです。 退院時カンファレンスの前後にこのようなことを考えておりました。 【目次】 TPNの内容 腎機能について オクトレオチドについて カンファレンス前のま…

投与速度から考えるオピオイド注射薬

どうも、ふぁるまりです。 オピオイドを開始する際、色々なことを考慮していると思います。 肝機能、腎機能、剤型、服薬回数、副作用。。。 また、一度使い始めても状態に合わせてオピオイドローテーションを行います。 内服薬が飲めなくなれば、貼付剤ある…

がん患者さんの疼痛コントロール(デバイス編)

どうも、ふぁるまりです。 さて、今回はオピオイドの注射薬を充填するデバイスを紹介していきたいと思います。 シリンジポンプ ニプロシリンジポンプ 病院などでよく見るやつですね。 在宅の現場でも使われていますが、薬局で充填するケースは少ないと思われ…

がん患者さんの疼痛コントロール(処方対応編)

どうも、ふぁるまりです。 一連の(繋がってるかな?)疼痛コントロールについての記事はこちらから。 ざっくり過ぎてあまり参考にならないかもしれません。。。 www.hhcpharmacist.com 第二弾はこちら。 オピオイドの注射薬を主観を交えざっくりと紹介。 ww…

がん患者さんの疼痛コントロール(注射薬編)

こんばんは、ふぁるまりです。 前回、ざっくり編ということで、本当にざっくり紹介しました。 www.hhcpharmacist.com いつかもう少し肉付けしますね(;^ω^) では早速。 オピオイドの注射薬について がん患者、特に終末期になると、オピオイドの注射薬で疼痛コ…

がん患者さんの疼痛コントロール(ざっくり編)

こんばんは、ふぁるまりです。 遅筆すぎていやになりますね(;^ω^) さて、気を取り直して。 がん患者さんの疼痛コントロール がんの患者さんはしばしば、痛みのコントロールが必要です。 アセトアミノフェンやNSAIDsなどの一般の患者さんにも使用されるような…

末期在宅で想うこと

終末期の在宅 在宅業務、特に末期在宅には、患者さんの死がつきものです。 「患者さんが亡くなってしまうなんて、つらくないですか?」 「悲しいから、末期の在宅はやりたくないです。」 という意見をよくいただきます。 私はむしろ末期の在宅に携わりたくて…

ご挨拶

ざいたくやろうぜ!!! 初めまして、ふぁるまりと申します。 昨年の目標で在宅に関するブログを立ち上げたいなーとふわっと考えていたら、 もう1年が終わってしまいました((;゚Д゚)ガクガクブルブル ということで、とりあえず開設だけでもしようと思い、こうして…