どうも、ふぁるまりです。
モルヒネが呼吸苦に使われるのはよく知られていると思いますが、基本的に『普通錠、原末、注射薬』に限られます。
適応外ではありますが、徐放錠や座薬、液に関しては、『筋ジストロフィー』か『ALS』の患者さんに限り認められるようです。
https://www.ssk.or.jp/smph/shinryohoshu/teikyojirei/yakuzai/no800/index.html
では他の疾患はどうでしょうか?
モルヒネ錠や原末は使用されているかと思います。
しかし、錠剤や原末が飲みにくい場合や胃ろうの場合など、オプソを使いたくなる場面はどうでしょうか?
オプソはがん性疼痛しか適応がなく、支払基金も認めているわけではありませんので、使用できません。
かと言って持続皮下注は行動に制限がついちゃいますし、患者さんの心理的負担も多少あります。
胃瘻だったら簡易懸濁でいいと思いますが、苦いから経口はあまりオススメできないし。。。
なんとか公知申請などで使用可能にできないものでしょうか?
(ついでにヒドロモルフォンも)
がん末期以外の末期患者さんに対しての訪問回数を増やす話が出ていたかと思いますが、それと並行して在宅で使用可能な薬剤の見直しも行ってほしいものです(--;)
在宅医が投与可能な注射薬も忘れずに!
それではまた。
Have a nice 在宅!